自称・ミュージシャンの本棚

シンガーソングライターむーすくりーむの読書メモ集。

人は見た目が9割/竹内一郎

人が他人から受け取る情報 顔の表情55%
声の質、大きさ、テンポ38% 話す言葉の内容7%
 
髭はコンプレックスの現れ。髭は周囲に威圧感を与える働きがあり、こうした小細工をしないと周囲を威圧できないという意識の裏返し。アーティストや自由業の人が髭をたくわえているのは俺は普通のサラリーマンじゃないという意識の現れ。
 
サングラスは自分の内面を隠したまま相手を観察できる。素性を隠したい。
 
本音を見せることで相手の警戒心を解く。底を敢えて見せる。本音を語る人には心の隙間ができ、その隙間に人の気持ちが入る。人は隙間が好き。ソファーの隙間など。
 
縄張りの中にずっといたがる人は自信がない。部下を呼びつける上司など。
 
アクションの大きい人は無神経なことが多い。他人の気持ちを自分に向けたい人。
 
内股は縄張りを小さく見せ従順さをアピールしている。
 
女性との会話中になだめ行動が見られたなら好意があると見て良い。
 
サクラは3人以上いると効果的。
 
男は嘘をつくと目をそらす、女は嘘をつくと目を見つめる。
 
社会的立場が弱い人は勘が鋭い。生き残るため。
 
前髪を垂らすと若く見え、あげると大人っぽく見える。可愛らしさ優しさを売りにしたいなら垂らす。
 
アメリカ人は感情をオープンにする。
日本人は秘すれば花
 
日本人は小さな空間に宇宙を見いだす。ほんの一瞬に永遠を感じとろうとする。盆栽、枯山水、線香花火
 
人は指先や舌でも色を感じる。
 
赤やオレンジ色のヤカンはキッチンを楽しく見せる暖色。これを引き立たせて売りたいので、商品の中に黒を混ぜる。
 
色は作業効率、知能指数に影響を与える。
 
服の色でイメージを作る。例えば赤は積極性を表すが、逆にそう見せたいと言うことは現状そうではないことを表す。しかしそうした自覚があるということは客観性があるとも言え、気配りが細かい人も多い。
 
役を演じることで自分という呪縛から解放される。大胆になれる。顔黒メイク→ルサンチマンの解消+変身願望の現れ
 
夏草の匂い、初恋の匂い、リンスの匂い
現代はネット上の匂いない恋愛
 
観客は交流したい。
 
間はお互い想像力をかきたてる。そのため喋るより精神的負荷が高まる。また沈黙は通じ合えるきっかけを作る。
 
下座に座りたがる人は控え目だと思われたい人。
 
服装、メイクは人格の一部を変える。厚化粧の女性は自信たっぷりに振る舞う。自分以外の人間になっているため。
 
制服を着るということは没個人になるということ。反社会的な行動に対して抵抗が薄れる。ネットの悪口も同じ原理。ハロウィーン
 
熱いと人は興奮する。
 
漫画では唇は現実と虚構の境界線。