(福田赳夫)ワンフレーズポリティクスの元祖。裏表がない。
(大平正芳)韜晦の政治、氏曰く「政治とは鎮魂である。」
(三木武夫) 人の気持ちを掴むのがうまい。演説では自己陶酔で涙。
ミカンを皮のまま食べた、食べることに興味がない。ご飯もぼろぼろこぼす。常に政治のことを考えている。
一対一で会うときは決して正面で向き合わない。相手が警戒するため。L字型にならんで話す。相手の膝を揉みながら説得する。
皆が見えるところでさも親しい仲のように振る舞ってくれる。 ちょっとした気遣い、思いやりの精神を随所に発揮する政治家。後藤田曰く「高い見識はないが、現実に起きている問題をいつの間にかやり遂げていくという能力では他に比類がない」
誰かに何かをしてあげてもすぐに見返りを求めない。そうするとしてもらった方が心理的な借りを背負い込むことになる。短期的なリターンを求めるのではなく、 長期的な負債を負わせる。
賛否の両陣営をリング上で死ぬ気で戦わせ、頃合いを見てタオルを投げる。そして両陣営にお土産を持たせ顔が立つようにしてやる。竹下流政治課題の解決法。悪く言えばうやむやにするのがうまい。
(宮沢喜一)爺ペット。英字新聞をよく読んでいた。聡明さでは並ぶものがいない。
「意味のないことをよくもあれほど話せるものだとびっくりしました。」 海部俊樹の挨拶に対しての感想。
「聞いたことのある話ばかりでした。私なら3分で済みます。」竹下登との会談の感想。こういうことを記者の前で平気で話してしまう無神経さ。
(橋本龍太郎) 群れない特異な個人プレイヤー
(小渕恵三)わからないものはわからない。
真空ぶりを強みに変えるしたたかさ。風避けに利用。自分への期待値を下げ批判しづらくする。ブッチフォンの有効活用。
(小泉純一郎)ワンフレーズポリティクス。