官房長官になった政治家の能力や資質によって守備範囲が大きく変わる伸縮自在のポスト。
望ましいのは軍師型か?
総理のどす黒いまでの孤独に寄り添い、アドバイス、苦言を呈することができる人物。
平成初頭の政治改革運動が政治主動の先導役となり、中央省庁再編によって権力の中心が大蔵省から官邸に移った。それにともない官房長官ポストは格段に重みを増した。
休日のない激務を使命感でこなせる人物。仕事大好き人間でないと務まらない。
官房機密費: 平成以降12億3000万
最も多い使い道は海外視察の際の餞別。
野党対策、マスコミ懐柔のために有名言論人に配るなど。
(小渕恵三)
遺骸を乗せた霊柩車が官邸前を通りすぎた途端凄まじい雷雨&国会に落雷。ちなみにその後ももう一度経世会内の小泉擁立騒動の際に落雷している。竹下説濃厚。
会長になっても誰にもぶら下がりされず…
(塩川正十郎)
宇野に子分がいなかったため清和会から選ばれる。
(森山真弓)
(坂本三十次)
河本派。三木派からの古参議員。
河本が無理矢理森山の後任に押し込む。
(加藤鉱一)
プリンスメロンのように甘かった。
(河野洋平)
最低最悪の官房長官。良いところなし。
(野中広務)
政界のスナイパー。自公連立、国旗国歌法案
(青木幹雄)
小渕入院からわずか三日後に新政権を発足させたのは清濁合わせ飲む判断。加藤鉱一や小沢に付け入る隙を与えたくないという理由も。
(細田博之)
ギラギラしたところがない上に仕事はできる。
細田私案が評価される。
ピアノがうまい。
政策通であり、政府や党の要職を歴任し、しかも派閥の会長でもあるのに細田首相待望論がどこからも聞こえてこない。自己顕示欲丸出しの政治家本も一切書いていない。
こういう人がなぜ日本のトップリーダーになれないのか、日本政治を考える上で、大いなる示唆を与えてくれる人物ではある。
(安倍晋三)
閣僚も党三役も一度も経験せずに幹事長になった唯一の政治家。
(川村建夫)
麻生総理時代の官房長官。志師会。できる官房長官は官房機密費という武器を政局のどういう場面で誰に使うのかいちいち首相と相談しない。ほとんどが事後報告。そのため阿吽の呼吸が大切になってくる。他派閥ではその点が難しい。
(仙石由人)
赤い官房長官。
尖閣諸島漁船衝突事件の泥を一人でかぶる。
(枝野幸男)
菅直人の現地入りを止められなかった。
SPEED1情報を国民にすぐ公開しなかった。風評被害が広がった。
東電社長の帰京を個人的な感情で妨害した北沢俊美防衛相を詭弁を弄してかばう三百代言ぶり。
共産党と協力して保守でリベラルな政権を目指す(笑)
(藤村修)
麻生と仲良し。 野田内閣時代はよく相談していた。
(菅義偉)
官房長官は酸いも甘いも噛み分けた政治の熟練工が求められる。正に菅向きのポスト。その点総理大臣は熟練工である必要はなく、ポピュリスト傾向のある情動型や決断型が支持を集めやすい。
名選手必ずしも名監督にあらず。
(加藤勝信)
渾名はブリパン。
安倍、菅に忠誠心があり、事務能力が高い使い勝手の良い存在。発信力も調整力も発揮せず、 何の見せ場もなかった。政権の盾の役割を果たせず、コロナ禍の不満が首相に集中する結果に。ある意味官房長官人事の重要さを証明。
(松野博一)
真面目にコツコツタイプ。公募制度から生まれた日本で初めての衆議院議員。
元ライオンのCMプランナー。