自称・ミュージシャンの本棚

シンガーソングライターむーすくりーむの読書メモ集。

風邪の効用 / 野口 晴哉 (著)

体のどこかを使いすぎるとそこ系統の風邪をひく。一種のデトックス
 
風邪をひいたときは背骨に息を吸い込む。
背骨を反らせる。下痢をしたときは腰 。
汗の出るところが風邪をひいている。
 
前屈体癖の人 胸椎5番が鈍く鼻と喉の中間から風邪をひく。胸椎5番に愉気する。
腰椎1番に弾力が出だしたら風邪がなおる。
必ず片方ずつ押さえる。痛い方から。
 
体癖によって風邪がどこに出るか変わる。ねじれ、左右偏り型など。
 
風邪の症状を和らげたければ内頸の脈管から鎖骨窩にそった筋を順々に刺激する。頭を使いすぎたときや、落ち込んでいるときにも有効。心を緩めて寝る。
 
風邪のとき風呂に入るのは善いが寝る間際はだめ。適温より五分から一度熱い湯に入り、パッと出てくる。赤くならない片足だけもう一回入れる。それか一旦出て一度上げた湯に もう一回入る。出ないで浴槽の中に立って体を拭くのも良い。
 
風邪のときは水分の多いもの、刺激の多いものをとる。生姜、唐辛子、胡椒。
 
熱が出ているときは動いても構わない。しかし熱が下がり平温以下になって平温に戻るまでは休んでいなければならない。そのときに胸椎5番への愉気 が最もきく。 
 
疲労がたまっていると風呂の適温が高くなる。
 
体を洗って皮膚を刺激すると皮膚呼吸を促進でき、肺への負担が減る。体の洗いすぎは皮膚呼吸を鈍らせる。皮膚の排出機能も低下する。
 
はっと思うと風邪をひいたり火膨れになったりする。思った瞬間に腹力をいれる。血も出ない。寒いと思ったとき。
 
風邪を引いてからは気張ってはいけない。力を抜く。心理的に。
 
風邪を意識しすぎると余計にひく。風邪を活用するくらいの意識で。
 
(風邪をひいたら) 
体を緩める、冷やさないこと 特に体の汗を風に当てない  熱が出ても出なくても冷やさない、
後頭部を40分間一本の熱いタオルを取り替えながら温める 。喉の風邪は踝が隠れる程度湯に4~ 6分足湯する。よく拭いて赤くならないない方をさらに二分。発汗は引っ込めない 
汗がさらっとしてきてから暖めた下着にとりかえる ねばねばしてるときはとりかえない 。その時は冷やして汗を引っ込めないように注意。
平温以下のときは安静にすること。平温に戻ったらすぐ起きる。
水を多めにとる。