自称・ミュージシャンの本棚

シンガーソングライターむーすくりーむの読書メモ集。

脳科学

オキシトシンが作る絆社会: 安らぎと結びつきのホルモン/ Kerstin Uvn¨as Moberg (原名), シャスティン・ウヴネース モベリ (著), 大田 康江 (翻訳), 井上 裕美 (翻訳)

オキシトシンは脳の視床下部で生成される。 オキシトシンは恐怖を軽減し、そばにいたいと思わせ、相手と関り合いを持ちたいと思わせる。 様々な感覚を敏感にし知覚したことの記憶力を向上させる。 穏やかな幸福感を作り出す。 ストレスを減らす。 オキシトシ…

「扁桃体パワー」が幸せを引き寄せる―“成功脳”の秘密がわかった!/塩田 久嗣 (著)

エジソン、坂本龍馬、モーツァルト、ディズニーはADHD 成功するには行動が不可欠。行動するには感情が不可欠。感情量を増やす。 ここぞというときの集中力。 扁桃体=好き嫌いを判断する器官。感情を産み出す。 ホラー映画や絶叫マシーンが人気なのは扁桃体…

脳科学は人格を変えられるか?/エレーヌ・フォックス (著), 森内薫 (翻訳)

経験する出来事は個人の性格が強く影響する。 快楽は人を引き寄せ、害悪は人を追い払う。 全ての動物の行動原理。 プラシーボとノーシーボ。心は健康をも左右する。 側座核を刺激することで一時的に憂鬱を晴らせる。ドーパミンとオピオイドを分泌。快感回路…

ことばの起源 -猿の毛づくろい、人のゴシップ/ロビン・ダンバー (著), 松浦俊輔 (翻訳), 服部清美 (翻訳)

猿はストレスを和らげるため、コミュニティの絆を深めるために毛繕いをする。しかし大きな集団では効率が悪いため人は言葉という毛繕いの代替手段を編み出した。言葉を用いた会話によって人はコミュニティの絆を深める。それにはゴシップネタがもってこい。 …

第一印象の科学 ―なぜヒトは顔に惑わされてしまうのか?/アレクサンダー・トドロフ (著), 作田 由衣子 (監修), 中里 京子 (翻訳)

童顔の大人は体が弱く無邪気で、従順、誠実、親切、そして心が暖かいと知覚される。 例え年齢が同じでもその人が似ているように見える顔年齢の典型に基づいてその人の印象が形成される。 人は0.1秒で顔に対する印象を知覚する。 乳児は生後7ヶ月でポジティブ…

EQ こころの知能指数/ダニエル・ゴールマン

EQ=自分自身を動機づけ、挫折してもしぶとく頑張れる能力。衝動をコントロールし、快楽を我慢できる能力。自分の気分をうまく整え、感情の乱れに思考力を阻害されない能力。他人に共感でき、希望を維持できる能力。他人の気分、気質、動機、欲求を識別し、そ…

快感回路/デイヴィッド・J・リンデン

ラットは食べ物や水以上に快感回路の刺激を選んだ。メスがいても無視。 報酬回路は複数の構造が互いに繋がりあって構成される。 VTAニューロンがパルス発射→軸索を伝って軸索端末へ→ドーパミン放出→反対側のドーパミン受容体と結合→また一連の化学結合開始。…