自称・ミュージシャンの本棚

シンガーソングライターむーすくりーむの読書メモ集。

結果を出し続けるために/羽生 善治

[努力を結果に結びつけるために]
思考をスローダウンさせて客観的な視点を忘れないようにする。
 
エゴを捨てて新しいチャレンジを恐れない。
 
もうダメだと思ったときは結構いいところまで来ている。そこからもうひと頑張りできるかどうかが明暗を分ける。
 
[ツキと運にとらわれず最善の選択をする]
ついてる人の真似をする。色々な人の話を聞いて取り入れるかどうかは自分の気持ちが軽くなるかを基準に判断する。
 
[プレッシャーとのつきあい方]
あと少しでブレイクスルー出来るときにプレッシャーはかかる。結構いいところまで来ているということ。
 
 プレッシャーがかかって追い込まれたときこそ潜在能力が開花する。締め切り直前など。
 
集中力を高めるために意識的にゆるめる時間を持つ。ボケーっとする。刺激を遮断する。
 
結果が表に出ないのは力を蓄積している状態。
 
[ミスへの対応]
ミスをしたときはその前の状況のことは忘れ、今この瞬間だけを考える。
 
残っている利点を見逃さない。
 
能力を発揮する機会だと捉える。
 
すべてに完璧さを求めない。自分の可能性を広げるチャンスだと考える。
 
ミスから学べることだけを抽出してあとは忘れる。
 
結果がでないときは新しいことを試す、変化をしていく良いチャンス。
 
[自ら変化を生み出し流れに乗って行く]
目標は無理に作らずまずやってみて、結果的にゴールに着いたらいいなというやり方がおすすめ。自分にとって自然なやり方でやっていくことが長く続けるコツ。人は普通に続けられることしか続かない。
 
勉強はもちろん常にしなければならないが、やっていることと少し距離を置いたときにアイディアが生まれることも多い。
 
意識的に流れを変え不確実性を楽しむ。
 
才能とは続けること。そのためには日々新しい発見をすること。意識的に毎日違うことをする。毎日同じ決まったルーティンをこなしていても、長い目で見ると発展はない。
生活の中に今までにない刺激があった方が、やりがいも出てくるし、発見も起こりやすい。